子ども虐待 早期発見と防止のために

 平成21年度に全国の児童相談所で対応した児童虐待相談対応件数は、44,210件。うち青森県では475件で当管内弘前児童相談所における児童虐待相談処理件数は、114件です。
 「虐待」という言葉は「拉致」と同じく決して気軽に使えるような代物ではありません。そして、そのような言葉を本当に使わなければならないような状態を、決して子どもたちに与えてはならない。
 そこで当会では、東京歯科大学 花岡 洋一先生のご協力を得て、「子ども虐待 早期発見と防止のために ーこのマニュアルが必要のない日が来ることを願ってー」を 製作し会員の診療所に配布しております。
 また欧米の先進諸国では、子ども虐待の概念から1歩進んだ、マルトリートメントの概念がすでに定着しつつあります。これによって、もう1つの深刻な問題である「いじめ」の対象者にも新たな対応が可能となります。
 弘前歯科医師会では今後、罰するのではなく、人の命を救うためにという思いでこの問題を真摯に受け止めていきたいと思います。